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バランゴンバナナって?

  • 執筆者の写真: 管理者
    管理者
  • 2020年3月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年4月6日

一日保育が始まった火曜日、Hくんから「やません、バナナ要らない?」と話を持ちかけられました。聞くと、Hくんのクラスの授業の一環で学校で売ろうとしていたバナナが今回の休校対応で中止になってしまい、余ってしまっているそうなのです。


学童には毎日20人前後の子ども達が来ています。(おやつに出せばいいかな…)と軽い気持ちでいいよと返事をしましたが、何とそのバナナ1本100円だというのです。

(えっ、ちょっと高いな…一日のおやつ代が1人100円なのに、どうしよう。)


予算の都合もあるので10本だけ買うと約束して、次の日に学校に取りに行こうと電話をしたところ、わざわざ担任のA先生が持って来て下さいました。その際A先生が「このバナナがどんなバナナかHくんが説明してくれると思います!」とも(@_@。


そこでバナナをおやつに出す日にみんなの前でHくんに説明してもらおうと思ったのですが、恥ずかしかったんですね。後日、資料を持って来てくれました。一本100円のバナナはバランゴンバナナと言ってフィリピン自生の、皮が厚く農薬が使われていない事が特徴のバナナで酸味が強く日本人が好む、いつものバナナと変わらない味。手作業で収穫し、市場まで運ぶ等の手間がかかる分値段が高めですが、農家の利益が殆ど出ない「プランテーション型(ドー○とかですね…)」のものとは違い、消費者だけではなく生産者の事も考えたフェアトレード形式のバナナ…。僕もフィリピンには一度行った事がありますが、恥ずかしながらこのバランゴンバナナの事は全く知りませんでした。



…そういえば、学童から何度もHくんが「スーパーに行ってくる!」と出かけていたのはこの事だったんだなと腑に落ちたと同時に、(総合的な学習の時間で6年生はこんな先進的な授業をやるんだ…)とその活動の及ぶ範囲の広さにも驚かされました。

子ども達が好きなチョコバナナに姿を変えたバランゴンバナナですが、第二小学校近くのハートショップシバヤさん(橋戸2-22-1)には農家さんの努力について詳しい内容を載せたチラシも置かれているそうです。僕も今度伺ってみようと思います(*^_^*)

 
 
 

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