メジロのおはか
- 管理者
- 2020年3月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年3月16日
休校対応の一日保育も2週目に入りました。
今のところ、体調を崩す子や職員もおらず、元気に毎日過ごしています。
今日は午前中、4丁目公園に遊びに行きました。
いつも遊ばせて頂いている第三公園は広いのですが遊具が少ないので一日保育の日など時間に余裕のある時はこちらに寄せて頂いています。ブランコにアスレチック、鉄棒…と第三公園にはない遊具+トイレもあるので安心です!
さて場所は変わっても男の子はいつもの様に野球をやっていました。
ただ4丁目公園は住宅街の真ん中にあるので第三公園の様に全力では出来ません。
僕が男の子2人を相手に桜の木の側で軟球を転がしてノッカーをしていると、一人の子からフライボールをリクエストされました。少し沈み込んでポーンと放り投げると空から「緑色のもの」が落ちて来ました。
「何だろう…これ?メジロだ!」
どうやら桜の木に集まって来ていたメジロが僕の投げたボールに空中で当たってしまった様でぴくりとも動きません。しばらく掌に入れて見守っていましたが…じきに冷たくなって動かなくなってしまいました。
(悪い事をしてしまった…。)
…学童に帰ってお墓を作ってあげようと思いました。1年生のIちゃんは僕と一緒に学童に帰ると、室内から見える裏庭の土を掘り、メジロを埋めて土を掛け、大きな石に「めじろのおはか 2年3月9日」と書いて、お手紙まで供えてくれました。メジロも1匹だけじゃ寂しいだろうからとお墓の横に鳥を模したガーデンピックを挿すと、4年生のRちゃんもIちゃんと一緒にお花を供えてくれます。
「公園でボールを投げる時には人だけじゃなく、空の上を見て鳥にも気を付けてね…」
子供達の言葉が胸に刺さった午前中の一コマでした。


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