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学童のコロナ対策は?

  • 執筆者の写真: 管理者
    管理者
  • 2020年4月23日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年4月30日

緊急事態宣言が発令されて2週間が経ちました。学童を利用する子も徐々に減少し在籍児童の約半数。お休みの子の方が多い日も増えて来ましたが、「人との接触8割減」はこの人数から更なるお休みを…と考えると、なかなか難しい課題だなと実感しています。


そもそも3月4日からの小学校の休校措置とそれに伴う学童の連日の一日保育。

当初はピークの時期を後ろにずらすという目的だったかと思います。

小学校は休校するのに学校や教室よりも更に狭くて密接な学童での「3密」はどうして良いのか、またそれなのに早々にオリンピックは開催するとどうして決定出来るのか…そしてオリンピックの延期後は一転の感染拡大防止の自粛要請は一体何なのか…子供達の毎日の生活がコロナはもちろんですが、それ以上にちぐはぐな「政治」そのものによって振り回されている感が拭えません。


さて、事実上学童に丸投げされる事になった3月初めはマスクは勿論、消毒液もハンドソープも足りなく困っていました。指導員は「原則着用」の通知もあり、普段マスクを使わない自分は急遽田舎の両親から送ってもらったりして凌いでいましたが、学童の役員さんや運営委員の方々、保護者の方や市からの配給もあり、当面は困らないだけの量を確保する事が出来ました。また市の補助で空気清浄器を2台設置する事も出来ました(*^_^*)



(厚労省からは何かと批判の多い布マスクを頂きましたが…13×9.5㎝サイズはやはり小さくて…鼻を覆うと口が、口を覆うと鼻が…保育の場っぽくワッペンも付けて使う気まんまんでいましたが、ゴムも緩くて結局使えずにいます。。。)





一方「3密」対策ですが、これは相当に難しい課題だなと思っています。


「密閉」…住宅街の中にある学童で部屋でも子ども達が騒がしく遊ぶので普段窓は完全に閉め切っているのですが、事情が事情故にお叱りを覚悟で窓を開けさせて頂いています。。。


「密集」…緊急事態宣言以降、在宅勤務等で学童の利用児童数は約5~6割程度まで減少しましたが、残りの方のお仕事等を考えると常時7~8割はかなり難しいのが現状です。


「密接」…学童ではこれが一番難しい問題かと思います。学校の様にいくつも教室があったり、教育という上下の関係や個々の椅子・机があるならばいざしらず、学童は一つのスペースで子供達の自由な生活の場です。上下関係というよりも指導員や子供同士は横のつながりで、場所も共有のスペースです。また子供は触れ合って遊びます。これはある程度利用児童が少なくなったとしても変わりません。


神奈川県の緊急事態措置についてのFAQ(事業者向け)には学童クラブに対し「適切な感染防止対策の協力を要請」とあります。僕も毎日の検温に消毒、通勤時の電車使用を控える等、考えられる事は続けていますが…果たして今の現状の方法で感染防止の対策が出来ているのかと思うと不安も残ります。そしてGW明けに学校はどうなるのでしょうか。保護者の方にとっても指導員にとっても頭の痛い日々はまだもうしばらくは続きそうです。。。

 
 
 

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